タウンエースベースのキャンピングカーは、ハイエースより一回り小さく、運転しやすいサイズ感が魅力です。「ハイエースは大きすぎる」という方に人気があります。
この記事では、タウンエースキャンピングカーについて徹底解説します。ライトエースとの違い、人気モデル、価格相場、選び方まで紹介しますので、コンパクトなキャンピングカーを検討中の方は参考にしてください。
タウンエースとライトエースの違い
タウンエースとライトエースは、トヨタが販売する商用バンですが、中身は同じ車両です。
基本情報
| 項目 | タウンエース | ライトエース |
|---|---|---|
| 販売店 | トヨタ店・トヨペット店 | ネッツ店・カローラ店 |
| 製造 | ダイハツ(OEM供給) | ダイハツ(OEM供給) |
| ベース車 | グランマックス | グランマックス |
| 違い | エンブレムのみ | エンブレムのみ |
結論:タウンエースとライトエースは同じ車です。購入するディーラーが異なるだけで、スペック・装備は同一です。
現行型のスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 全長 | 4,065mm |
| 全幅 | 1,665mm |
| 全高 | 1,930mm(バン) |
| エンジン | 1.5L ガソリン |
| 駆動 | 2WD / 4WD |
| 乗車定員 | 2〜5名 |
ハイエースとの比較
| 項目 | タウンエース | ハイエース(標準) |
|---|---|---|
| 全長 | 4,065mm | 4,695mm |
| 全幅 | 1,665mm | 1,695mm |
| 全高 | 1,930mm | 1,985mm |
| 排気量 | 1.5L | 2.0〜2.8L |
| 新車価格 | 170万円〜 | 280万円〜 |
タウンエースはハイエースより約60cm短く、普通の乗用車感覚で運転できます。
タウンエースキャンピングカーの特徴
タウンエースベースのキャンピングカーの特徴を解説します。
メリット
運転のしやすさ
– 5ナンバーサイズで取り回し◎
– 最小回転半径4.7m
– 軽自動車からの乗り換えでも安心
経済性
– ベース車が安い
– 燃費が良い(13〜16km/L)
– 維持費が抑えられる
駐車場
– ほぼすべての駐車場に入る
– 立体駐車場も多くがOK
– 自宅駐車場に困らない
デメリット
室内空間
– ハイエースより狭い
– 大人4人では窮屈
– 長期旅行には収納不足
パワー
– 1.5Lエンジンは非力
– 坂道・高速でパワー不足
– フル乗車+荷物だと厳しい
架装の選択肢
– ハイエースより少ない
– 対応ビルダーが限られる

人気ビルダーとモデル
タウンエースキャンピングカーを製造する人気ビルダーを紹介します。
AtoZ(エートゥーゼット)
タウンエースキャンピングカーの代表格
| モデル | 新車価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| アレン | 338万円〜 | ポップアップルーフ付き |
| アミティ | 298万円〜 | シンプルで使いやすい |
| アルファ | 358万円〜 | 充実装備 |
特徴
– タウンエース専門のラインナップ
– 豊富なレイアウト選択肢
– ポップアップルーフで就寝スペース確保
ホワイトハウスキャンパー
コンパクトキャンピングカーに強い
| モデル | 新車価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| コンパスドルク | 358万円〜 | スタイリッシュな外観 |
| デッキワン | 298万円〜 | シンプル仕様 |
特徴
– デザイン性が高い
– 品質の高い架装
– 全国のサービス網
セキソーボディ
軽量・シンプルな架装
| モデル | 新車価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| TOM200 | 298万円〜 | 車中泊仕様 |
| チャオ | 348万円〜 | 本格キャンパー |
特徴
– 軽量な架装
– コストパフォーマンス◎
– DIYカスタムしやすい
その他のビルダー
| ビルダー | 代表モデル | 新車価格 |
|---|---|---|
| リンエイ | バカンチェスT | 318万円〜 |
| ダイレクトカーズ | トリップ | 308万円〜 |
| カトーモーター | タウンエースベース各種 | 298万円〜 |
価格相場
タウンエースキャンピングカーの価格相場を解説します。
新車価格
| グレード | 価格帯 | 主な装備 |
|---|---|---|
| エントリー | 280〜350万円 | ベッド・サブバッテリー |
| スタンダード | 350〜450万円 | 上記+シンク・冷蔵庫・FFヒーター |
| ポップアップ付き | 380〜500万円 | ポップアップルーフ装備 |
中古価格
| 年式 | 価格帯 |
|---|---|
| 3年以内 | 250〜380万円 |
| 5年程度 | 180〜300万円 |
| 7〜10年 | 120〜220万円 |
タウンエースベースはハイエースより流通量が少ないため、中古の選択肢は限られます。
選び方のポイント
タウンエースキャンピングカーを選ぶ際のポイントです。
こんな人におすすめ
| 条件 | おすすめ度 |
|---|---|
| 1〜2人で使用 | ★★★ |
| 普段使いメイン | ★★★ |
| 運転に自信がない | ★★★ |
| 初めてのキャンピングカー | ★★★ |
| 予算を抑えたい | ★★☆ |
| 4人家族 | ★☆☆ |
| 長期旅行メイン | ★☆☆ |
駆動方式の選択
| 駆動 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 2WD | 価格安い、燃費◎ | 悪路・雪道× |
| 4WD | 安心感、走破性 | 価格高い、燃費悪化 |
キャンプ場やスキー場に行く機会が多いなら4WDがおすすめです。
ポップアップルーフの有無
| タイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ポップアップあり | 就寝定員増、車内で立てる | 価格高い、展開の手間 |
| ポップアップなし | シンプル、安価 | 室内高さ制限、定員少ない |
2人で使用ならポップアップなしでも十分。3〜4人ならポップアップ付きがおすすめです。
維持費
タウンエースキャンピングカーの維持費です。
年間維持費の目安
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 自動車税 | 3〜4万円 |
| 車検(年換算) | 4〜6万円 |
| 任意保険 | 4〜7万円 |
| ガソリン代(年1万km) | 10〜12万円 |
| 駐車場代 | 0〜12万円 |
| 合計 | 21〜41万円 |
ハイエースより維持費を抑えられるのがメリットです。
維持費については「キャンピングカーの維持費」を参考にしてください。
ハイエースとどちらを選ぶべき?
タウンエースとハイエースの選び方を解説します。
タウンエースがおすすめの人
- 1〜2人で使用
- 普段使いメイン
- 運転しやすさ重視
- 予算を抑えたい
- 駐車場が限られる
ハイエースがおすすめの人
- 3〜4人家族
- 週末・長期旅行メイン
- 広い室内空間が欲しい
- 装備を充実させたい
- 走行性能を重視
ハイエースについては「ハイエースキャンピングカーの選び方」をご覧ください。
まとめ
タウンエースキャンピングカーについて解説しました。
- タウンエースとライトエースは同じ車
- ハイエースより約60cm短くコンパクト
- 運転しやすく普段使いに最適
- 1〜2人での使用がベスト
- 新車価格は280〜500万円
タウンエースキャンピングカーは、運転のしやすさと経済性を重視する方に最適です。ハイエースと比較して、自分の使い方に合った方を選びましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. タウンエースとライトエースどちらを買うべき?
どちらでも同じです。購入するディーラーの違いだけなので、アフターサービスを受けやすい方を選んでください。
Q. 1.5Lエンジンでパワーは足りる?
1〜2人で近場への旅行なら問題ありません。4人乗車や山岳路、高速走行が多い場合はパワー不足を感じる可能性があります。
Q. ポップアップルーフは必要?
2人までなら不要。3〜4人で使用する場合や、車内で着替えたい場合はポップアップ付きがおすすめです。
Q. 中古は見つかる?
ハイエースより流通量が少ないため、見つかりにくいです。専門店に希望を伝えておくと、入荷時に連絡がもらえます。
Q. ダイハツ グランマックスのキャンピングカーは?
グランマックスはタウンエース/ライトエースのOEM元です。同じ車両なので、どれを選んでも基本性能は同じです。
参考情報
- 各ビルダー公式サイト
- トヨタ自動車公式サイト
- 一般社団法人日本RV協会(JRVA)