ハイエースキャンピングカーは新車だと高額ですが、中古なら手頃な価格で購入できます。ただし、中古車選びには注意点も多く、知識がないと失敗するリスクがあります。

この記事では、ハイエースキャンピングカー中古の選び方を徹底解説します。年式別の価格相場、おすすめモデル、購入時のチェックポイントまで紹介しますので、中古ハイエースバンコンを検討中の方は参考にしてください。

ハイエースキャンピングカー中古の相場

年式・走行距離別の価格相場を解説します。

年式別の価格相場

年式 走行距離目安 価格帯 状態
1〜3年落ち 〜3万km 400〜650万円 ほぼ新車同様
4〜6年落ち 3〜6万km 300〜500万円 良好
7〜10年落ち 5〜10万km 200〜400万円 要確認
10年超 10万km超 150〜300万円 整備歴確認必須

ビルダー別の価格傾向

ビルダー 人気度 中古価格 流通量
トイファクトリー ★★★ 高め 多い
レクビィ ★★★ 中〜高 多い
アネックス ★★☆ 中程度 多い
オグショー ★★☆ 安め 普通
カトーモーター ★★☆ 中程度 少なめ

人気ビルダーの車両は中古でも価格が高い傾向にありますが、品質やリセールバリューを考えるとおすすめです。

新車と中古の価格差

クラス 新車価格 5年落ち中古 差額
エントリー 350万円 220万円 130万円
スタンダード 500万円 350万円 150万円
ハイエンド 700万円 500万円 200万円

5年落ちで新車の60〜70%程度の価格になることが多いです。

おすすめの中古モデル

中古市場で人気のモデルを紹介します。

トイファクトリー バーデン

高品質なフラグシップモデル

項目 内容
新車価格 598万円〜
中古相場(5年落ち) 400〜500万円
特徴 高級感ある内装、断熱性◎

中古でおすすめの理由
– 作りがしっかりしていて経年劣化が少ない
– 人気モデルで情報が豊富
– リセールバリューが高い

レクビィ ホビオ

コスパの良い人気モデル

項目 内容
新車価格 468万円〜
中古相場(5年落ち) 300〜400万円
特徴 シンプルで使いやすい

中古でおすすめの理由
– 流通量が多く選びやすい
– シンプルな架装で故障リスク低い
– 手頃な価格帯

ハイエースキャンピングカーの内装を確認している様子、スタッフがベッドを展開、お客さんが見学、明るい店内、写実的、文字なし

アネックス ファミリーワゴンC

ファミリー向けの定番

項目 内容
新車価格 398万円〜
中古相場(5年落ち) 250〜350万円
特徴 手頃な価格、ファミリー向け

中古でおすすめの理由
– 新車から手頃で中古はさらにお得
– 全国のサービス網でメンテナンス安心
– 流通量が多い

年式別の注意点

ハイエースの世代と注意点を解説します。

200系(2004年〜現行)

現在流通している中古の大半がこの世代です。

時期 特徴 注意点
2004〜2013年(1〜3型) 初期モデル 年式古い、部品交換多い
2013〜2017年(4型) 安全装備追加 まだ現役で使える
2017〜2020年(5型) ディーゼル刷新 おすすめ
2020年〜(6型) 安全装備強化 高品質だが高価格

おすすめは5型(2017〜2020年)以降です。ディーゼルエンジンが刷新され、排ガス規制にも対応しています。

100系(1989〜2004年)

項目 注意点
年式 最低でも20年以上経過
部品 入手困難になりつつある
架装 経年劣化が進んでいる
価格 100〜200万円程度

100系は価格は安いですが、購入はおすすめしません。トラブルリスクが高く、修理費用がかさむ可能性があります。

購入時のチェックポイント

中古ハイエースキャンピングカーを購入する際の確認事項です。

ベース車両のチェック

項目 確認内容 重要度
エンジン 異音、オイル漏れ、白煙 ★★★
ミッション 変速ショック、滑り ★★★
足回り サスのヘタリ、異音 ★★☆
ブレーキ 制動力、パッド残量 ★★★
タイヤ 摩耗、製造年(5年以内推奨) ★★☆
下回り 錆、損傷 ★★☆

架装部分のチェック

項目 確認内容 重要度
雨漏り 天井・壁のシミ、カビ臭 ★★★
家具 ガタつき、傷、破損 ★★☆
サブバッテリー 製造年、充電状態 ★★★
電装系 照明、コンセント動作 ★★☆
FFヒーター 点火・動作確認 ★★☆
冷蔵庫 冷却能力 ★★☆
水回り ポンプ動作、水漏れ ★★☆

書類関係

  • 車検証:8ナンバー(キャンピング登録)か確認
  • 整備記録簿:定期的なメンテナンス履歴
  • 修復歴:事故歴の有無

購入先の選び方

中古ハイエースキャンピングカーの購入先について解説します。

キャンピングカー専門店

メリット デメリット
架装部分の知識が豊富 価格がやや高め
整備・保証が充実 店舗数が限られる
アフターサポート安心

ビルダー直営中古

メリット デメリット
そのビルダーの車両に詳しい 選択肢が限られる
純正部品で整備 他ビルダーの車両は扱わない
保証が手厚い場合が多い

一般中古車店

メリット デメリット
価格が安い傾向 架装の知識不足
店舗数が多い 専門的な整備ができない

おすすめは専門店かビルダー直営です。架装部分のトラブルに対応できる購入先を選びましょう。

購入後の費用

中古購入後にかかる可能性のある費用です。

交換・修理が必要になりやすいもの

項目 費用目安 交換目安
サブバッテリー 3〜15万円 5年程度
FFヒーター整備 3〜10万円 10年または不具合時
タイヤ 8〜15万円 5年または摩耗時
エアコンガス補充 1〜2万円 効きが悪い時
ベルト類交換 2〜5万円 10万km程度

年間維持費

項目 金額
自動車税 1.6〜4万円
車検(年換算) 5〜8万円
任意保険 5〜10万円
燃料代(年1万km) 12〜18万円
合計 25〜40万円

維持費については「キャンピングカーの維持費」を参考にしてください。

まとめ

ハイエースキャンピングカー中古の選び方について解説しました。

  • 5年落ちで新車の60〜70%程度の価格
  • 200系5型(2017年〜)以降がおすすめ
  • 人気ビルダーの車両は品質・リセール◎
  • 専門店かビルダー直営での購入が安心
  • サブバッテリーなど交換費用も計算に入れる

ハイエースキャンピングカーは中古でも高価格ですが、状態の良い車両を選べば長く使えます。焦らず複数の車両を比較し、信頼できる販売店で購入しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 中古で一番おすすめのモデルは?

レクビィの「ホビオ」がおすすめです。流通量が多く、シンプルな架装で故障リスクも低いです。予算があればトイファクトリーの「バーデン」も良い選択です。

Q. 何年落ちまでなら安心?

200系5型(2017年〜)以降なら安心です。それ以前の車両は、整備記録を確認し、専門店での購入をおすすめします。

Q. 走行距離の目安は?

10万km以内が目安です。ハイエースのディーゼルエンジンは耐久性が高く、適切なメンテナンスがされていれば20万km以上走れます。

Q. 100系は避けるべき?

基本的には避けた方が無難です。20年以上経過しており、部品の入手が困難になっています。よほど詳しい方以外にはおすすめしません。

Q. 個人売買はあり?

リスクが高いためおすすめしません。保証がなく、トラブルが発生した場合に対応できません。専門店での購入が安心です。

参考情報

  • キャンピングカー専門店の中古車情報
  • 中古車検索サイト(カーセンサー、グーネット)
  • 各ビルダー公式サイト