「トイレ付きのキャンピングカーが欲しいけど、どれを選べばいい?」「トイレの種類によって何が違うの?」

トイレ付きキャンピングカーは、夜間や緊急時に安心して旅行できる魅力があります。しかし、トイレの種類や設置タイプによって使い勝手や価格が大きく異なります。

この記事では、トイレ付きキャンピングカーの選び方を徹底解説します。トイレの種類別の特徴、おすすめ車種、価格相場まで紹介するので、トイレ付き車両を検討中の方は参考にしてください。

トイレ付きキャンピングカーのメリット

まず、トイレ付きキャンピングカーのメリットを確認しましょう。

夜間・緊急時の安心感

シーン メリット
深夜のトイレ 外に出ずに済む
サービスエリアがない 好きな場所で車中泊可能
渋滞中 いつでも使える
悪天候時 雨や寒さを気にしない

特に深夜や悪天候時、サービスエリアが少ないエリアでの旅では、車内にトイレがある安心感は絶大です。

家族連れ・高齢者に安心

対象 メリット
小さな子供 急なトイレにも対応
高齢者 外出の負担軽減
女性 深夜も安心
体調不良時 すぐに使える

お子様連れや高齢の方にとっては、トイレ付き車両は大きな安心材料になります。

旅の自由度が上がる

ポイント 内容
車中泊場所 トイレがない場所でもOK
滞在時間 トイレを気にせず延長
行動範囲 人里離れた場所も可能

トイレ付きキャンピングカーのデメリット

メリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。

スペースと重量

デメリット 内容
室内が狭くなる トイレルーム分のスペース
車両重量増加 燃費への影響
価格が高い トイレなし車両より割高

メンテナンスの手間

項目 内容
汚水処理 定期的にタンクを空にする
清掃 週1回程度のメンテナンス
消耗品 消臭剤・専用ペーパーの購入

処理方法は「キャンピングカーのトイレ処理方法」で詳しく解説しています。

トイレの種類と特徴

トイレ付きキャンピングカーには、主に3種類のトイレがあります。

1. ポータブルトイレ

持ち運び可能な仮設トイレです。

項目 内容
設置場所 車内のどこでも
タンク容量 10〜20L程度
価格 5,000〜30,000円
適した車種 バンコン、軽キャンパー

メリット:
– 後付けが簡単
– 価格が安い
– 使わない時は収納可能

デメリット:
– 安定感がやや劣る
– 容量が小さい
– プライバシー確保が必要

初心者におすすめのポータブルトイレはこちらで購入できます。

2. カセット式トイレ

最も普及しているタイプで、汚水タンクが取り外し可能です。

項目 内容
設置場所 専用トイレルーム
タンク容量 15〜20L程度
価格 車両に標準装備が多い
適した車種 キャブコン、大型バンコン

メリット:
– 家庭のトイレに近い使い心地
– 車外からタンク取り出し可能
– 臭いが気になりにくい

デメリット:
– 専用スペースが必要
– 処理の手間がある

キャンピングカーのトイレルーム内部、カセット式トイレ、清潔な空間、換気扇付き、写実的、文字なし

3. マリントイレ

船舶と同じ仕組みの大容量トイレです。

項目 内容
設置場所 専用トイレルーム
タンク容量 50〜100L程度
価格 高額(輸入車に多い)
適した車種 大型キャンピングカー、輸入車

メリット:
– 大容量で長期旅行に最適
– 家庭のトイレに最も近い
– 処理頻度が少ない

デメリット:
– ダンプステーションが必要
– 車両価格が高い

4. ウォーターレストイレ(最新)

水を使わない新世代のトイレです。

項目 内容
代表製品 クレサナ(clesana)
特徴 水・薬剤不要
処理方法 フィルムで密封、家庭ごみで廃棄
使用回数 最大50回/フィルム

環境に配慮した製品として注目されており、今後の普及が期待されています。

トイレタイプ比較表

項目 ポータブル カセット式 マリン式 ウォーターレス
容量
使用感
処理の手軽さ
価格 安い 中程度 高い 中程度
おすすめ 軽・バンコン キャブコン 大型車 全車種

トイレの基本情報は「キャンピングカーのトイレ事情」も参考にしてください。

旅のスタイル別おすすめ

旅のスタイルによって最適なトイレ付き車両は異なります。

ソロ・カップル旅行

おすすめ 理由
軽キャンパー+ポータブル コンパクトで運転しやすい
小型バンコン 普段使いも可能
トイレなしも選択肢 短期旅行なら問題なし

ファミリー旅行

おすすめ 理由
キャブコン+カセット式 子供も安心して使える
大型バンコン 就寝人数も確保
トイレルーム独立型 プライバシー確保

長期旅行・連泊

おすすめ 理由
マリン式トイレ 処理頻度が少ない
シャワー併設型 長期でも快適
大型キャブコン・バスコン 居住性重視

トイレ付きキャンピングカーの価格相場

トイレ付き車両の価格帯を確認しましょう。

新車の価格相場

車種タイプ 価格帯 トイレタイプ
軽キャンパー+ポータブル 200〜400万円 ポータブル
バンコン(トイレ付き) 500〜800万円 カセット式
キャブコン 600〜1,000万円 カセット式
フル装備(トイレ・シャワー) 700〜1,200万円 カセット式/マリン式

中古の価格相場

車種タイプ 価格帯 備考
軽キャンパー 100〜250万円 ポータブル追加
バンコン 200〜500万円 年式による
キャブコン 300〜700万円 トイレ状態要確認

中古車選びは「中古キャンピングカーの選び方」も参考にしてください。

トイレ付き人気モデル例

メーカー/ビルダー モデル 価格目安
トイファクトリー バーデン 756万円〜
ナッツRV クレソンボヤージュ 650万円〜
バンテック ジル 800万円〜
レクビィ ホビクル 580万円〜

トイレルームのチェックポイント

トイレ付き車両を選ぶ際のチェックポイントです。

広さと使いやすさ

チェック項目 内容
立てる高さがあるか 着替えも考慮
座った時のスペース 膝が壁に当たらないか
ドアの開閉 内開き・外開き
照明 夜間使用時の明るさ

換気と臭い対策

チェック項目 内容
換気扇の有無 必須
窓の有無 あれば換気に便利
密閉性 居住空間との仕切り

処理のしやすさ

チェック項目 内容
カセット取り出し位置 車外からアクセスしやすいか
タンク容量 旅行日数に見合うか
満杯表示 ランプ表示があると便利

まとめ

この記事では、トイレ付きキャンピングカーの選び方について解説しました。

ポイントをおさらいします:

  • トイレの種類:ポータブル、カセット式、マリン式、ウォーターレス
  • おすすめ:ファミリーにはカセット式のキャブコン
  • 価格相場:新車500〜1,000万円、中古200〜500万円
  • チェックポイント:広さ、換気、処理のしやすさ
  • 最新トレンド:水を使わないウォーターレストイレ

トイレ付きキャンピングカーは、夜間や緊急時の安心感が大きな魅力です。旅のスタイルに合わせて最適なトイレタイプと車種を選び、快適なキャンピングカーライフを楽しんでください。

トイレの基本情報は「キャンピングカーのトイレ事情」、処理方法は「キャンピングカーのトイレ処理方法」、維持費全般は「キャンピングカーの維持費」も参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q. トイレ付きとトイレなし、どちらがおすすめ?

旅行スタイルによります。1〜2泊の短期旅行で道の駅やSA/PAを利用するならトイレなしでも問題ありません。長期旅行、夜間の使用、小さなお子様や高齢者がいる場合はトイレ付きがおすすめです。

Q. 後からトイレを追加できる?

ポータブルトイレであれば、どの車種にも追加可能です。カセット式の後付けは、専用スペースの確保や配管工事が必要なため、購入時にオプション選択するのが一般的です。

Q. トイレ付きだと車検に影響する?

キャンピングカーとして8ナンバー登録する際、トイレの有無は車検の合否に直接影響しません。ただし、トイレルームがあることで構造要件を満たしやすくなる場合もあります。

Q. レンタルでトイレ付きを試せる?

はい。Carstayなどのプラットフォームでは、トイレ付きキャンピングカーを全国でレンタルできます。購入前に実際の使い勝手を確認したい方におすすめです。

Q. トイレの臭いは気にならない?

専用の消臭・分解剤を使用し、こまめに処理すれば臭いはほとんど気になりません。換気扇付きのトイレルームを選ぶことで、さらに快適に使用できます。

出典・参考