キャンピングカー選びで「レクビィ」というビルダー名を見かけたことはありませんか。レクビィはハイエースを中心としたバンコン専門ビルダーで、創業40年を超える実績と高い品質で人気を集めています。この記事では、レクビィのキャンピングカー全モデルと特徴、価格帯を詳しく解説します。

レクビィとは?ハイエース専門の老舗ビルダー

レクビィ(RECVEE)は、愛知県瀬戸市に本社を置くキャンピングカー専門メーカーです。1985年の創業以来、ハイエースやキャラバンをベースにしたバンコンを専門に製造しており、2025年に創業40周年を迎えました。

レクビィの特徴と強み

レクビィはハイエースを中心に、こだわりの断熱処理とキャンピング設備を架装した高品質なバンコンを製造しています。

レクビィの強みは以下の通りです。

  • ハイエース専門の技術力: 40年以上蓄積されたノウハウと製造技術
  • こだわりの断熱処理: 夏は涼しく冬は暖かい快適な車内環境
  • ユーザーファーストの設計: 初心者からベテランまで使いやすい設計思想
  • 豊富なラインナップ: 用途に応じた多彩なモデル展開
  • 全国の販売網: 直営店と正規販売店で全国対応

イゾラ|人気ナンバーワンのキャラバンベースモデル

レクビィで最も人気のあるモデルの一つが「イゾラ(ISOLA)」です。日産キャラバンをベースにした標準幅のバンコンで、取り回しの良さと充実した装備で高い評価を得ています。

イゾラの特徴

主な仕様

項目 スペック
ベース車両 日産 キャラバン
全長×全幅×全高 5,080mm×1,695mm×2,400mm
乗車定員 6名
就寝定員 2〜3名
価格 600万円台〜

イゾラの特徴は、標準幅で取り回しに便利なサイズでありながら、人気のダイネットプランに「防水フリールーム」まで備えていることです。シャワールームとしても使えるフリールームは、アウトドアアクティビティ後の着替えや汚れ物の収納にも便利です。

2024年にはマイナーチェンジを実施し、助手席後部にあったシンクが座面付きシューズボックスに変更され、キッチンがシャワールーム内に移動するなど、使い勝手がさらに向上しました。

キャラバンベースのキャンピングカー車内、広いダイネットスペース、シャワールーム付き、明るい内装、写実的、文字なし

プラスシリーズ|ハイエースベースの人気ライン

レクビィの主力ラインナップが「プラス」シリーズです。ハイエースの各ボディサイズに対応した複数のモデルがあります。

プラスSL|ベストセラーモデル

プラスSLは、長年にわたり根強い人気を誇るレクビィのベストセラーモデルです。ハイエース スーパーロングをベースにした本格派バンコンです。

主な仕様

項目 スペック
ベース車両 ハイエース スーパーロング
全長×全幅×全高 5,380mm×1,880mm×2,285mm
乗車定員 7名
就寝定員 4名

対面6人掛けのシートは簡単な操作で広大なベッドに展開可能です。ファミリーでの利用はもちろん、友人同士でのグループ旅行にも対応できる余裕の居住空間が魅力です。

プラスMR|ディスタンス重視の設計

プラスMRは、就寝2名に特化した「ディスタンス重視」の設計が特徴です。夫婦やカップルでの二人旅に最適なレイアウトで、一人あたりのスペースを広くとることで快適性を追求しています。

プラスLIV’N|2026年登場の新モデル

2026年1月の「ジャパンキャンピングカーショー2026」で初披露された最新モデルが「プラスLIV’N(リビン)」です。日産キャラバンをベースにしています。

主な仕様

項目 スペック
ベース車両 日産 キャラバン ナローロング
価格 660万円(税込・統一価格)
カスタマイズ 270通りの組み合わせ

モデル名の「LIV’N」は「Living」に由来し、「移動手段ではなく、車内で過ごす時間そのものを価値とする」という思想が込められています。

最大の特徴は、270通りという圧倒的なカスタマイズ性を持ちながら、660万円という統一価格を実現していることです。部品調達の最適化により、初心者からベテランまで手が届きやすい価格設定となっています。

新型キャンピングカーのショールーム展示、白いボディ、モダンな内装が見える、来場者が見学している、写実的、文字なし

MRカランタ|創業40周年記念モデル

2025年に発表された創業40周年記念モデルが「MRカランタ」です。「カランタ」とはイタリア語で「40」を意味する言葉で、レクビィの40年の集大成となるモデルです。

MRカランタの特徴

主な仕様

項目 スペック
ベース車両 ハイエース ワイドミドル
全長×全幅×全高 4,840mm×1,880mm×2,100mm
価格 679万8,000円(税込)

アルファードやヴェルファイアとほぼ同じサイズ感で、普段使いにも違和感なく使用できます。機動性に優れたワイドミドルをベースに、40年の技術を詰め込んだ快適装備を搭載しています。

その他の人気モデル|ホビクル・カントリークラブ

ホビクル|アソビゴコロ満載

「ホビクル(HOBBYCLE)」は、「趣味(ホビー)」と「車(ビークル)」を組み合わせた名称のモデルです。アウトドアアクティビティを楽しむユーザーに向けた遊び心あふれる設計が特徴で、「ホビクル オーバーランダー」は自転車やカヤックなど大型ギアの積載性に優れています。

カントリークラブ|リビング重視の設計

「カントリークラブ」は、車内でくつろぐ時間を重視したモデルです。リビングスペースを広くとり、長時間の滞在でも快適に過ごせます。リモートワークの拠点としても活用できます。

キャンピングカーの広いリビングスペース、ソファとテーブル、窓から差し込む光、くつろぎの空間、写実的、文字なし

レクビィの価格帯一覧

レクビィの各モデル価格帯をまとめました。

モデル ベース車両 価格帯(税込)
イゾラ キャラバン 600万円台〜
プラスMR ハイエース 600万円台〜
プラスSL ハイエース スーパーロング 700万円台〜
プラスLIV’N キャラバン 660万円
MRカランタ ハイエース ワイドミドル 679万8,000円
ホビクル ハイエース 650万円台〜

新車500万円台のキャンピングカーと比較するとやや高価格帯ですが、断熱処理や装備の充実度を考慮すると、コストパフォーマンスの高い価格設定と言えます。

レクビィを選ぶメリット・デメリットと購入方法

メリット

  1. ハイエース専門の高い技術力: 40年の実績で完成度が高い
  2. こだわりの断熱処理: 夏冬問わず快適な車内環境
  3. 初心者にも使いやすい: ユーザーファーストの設計思想
  4. 豊富なラインナップ: 用途に応じて最適なモデルを選べる
  5. リセールバリューの安定: 老舗ブランドとして中古市場でも評価が高い

デメリット

  1. キャブコンがない: バンコン専門のためヘッド上部に空間が欲しい方には不向き
  2. 価格帯がやや高め: 500万円台以下のモデルが少ない
  3. 本社が愛知: 関東・関西からはやや距離がある

購入方法と展示場所

レクビィのキャンピングカーは、本社ショールーム(愛知県瀬戸市)のほか、全国の正規販売店で購入できます。「ジャパンキャンピングカーショー」や「東京キャンピングカーショー」などの大型イベントにも毎年出展しており、2026年1月のジャパンキャンピングカーショーでは新型プラスLIV’Nが初披露されました。

まとめ

レクビィのキャンピングカーについて解説しました。

  • レクビィは創業40年のハイエース専門バンコンビルダー
  • イゾラとソランが人気を二分する売れ筋モデル
  • プラスシリーズはベストセラーの定番ライン
  • 2026年新モデルのプラスLIV’Nは660万円で270通りのカスタマイズ
  • こだわりの断熱処理で夏冬問わず快適

ハイエースベースの高品質なバンコンを求める方には、レクビィは最適な選択肢です。まずは公式サイトで気になるモデルをチェックしてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. レクビィのキャンピングカーは普通免許で運転できますか?

レクビィのモデルはすべて車両総重量が3.5トン未満のため、普通免許で運転可能です。2017年3月以降に取得した普通免許でも問題ありません。ハイエースベースのため運転感覚も普通車に近いです。

Q. レクビィの中古車はどこで購入できますか?

カーセンサーやグーネットなどの中古車サイトで検索できます。老舗ブランドのためリセールバリューが高く、人気モデルは中古でも高値で取引される傾向があります。中古キャンピングカーの選び方も参考にしてください。

Q. イゾラとプラスSLの違いは何ですか?

イゾラはキャラバンベースで標準幅(約1,695mm)、プラスSLはハイエース スーパーロングベースでワイド幅(約1,880mm)です。取り回し重視ならイゾラ、居住空間重視ならプラスSLがおすすめです。

Q. プラスLIV’Nの270通りのカスタマイズとは?

内装の素材や色、オプション装備などを自由に組み合わせることで、270通りのバリエーションが生まれます。それでいながら価格は660万円で統一されているため、予算を気にせずに好みの仕様を選べます。

Q. レクビィとリンエイはどう違いますか?

両社ともバンコン専門の老舗ビルダーですが、レクビィはハイエース専門で完成度の高い既製モデルが特徴、リンエイは100種類以上の組み合わせから選ぶカスタマイズ性が特徴です。ナッツRVバンテックなどキャブコン中心のビルダーとも比較検討してみてください。

出典・参考