キャンピングカーのビルダー選びで迷っている方に注目してほしいのが「ホワイトハウス」です。ホワイトハウスキャンパーは、ポップアップルーフの技術で高い評価を受ける国内老舗のキャンピングカービルダーとして知られています。ハイエースベースの「コンパス」やステップワゴンベースの「デッキワン」など、普段使いとアウトドアを両立するモデルを多数展開。この記事では、ホワイトハウスキャンパーの全ラインナップと特徴、価格帯、ユーザーからの評判まで詳しく解説します。

ホワイトハウスキャンパーとは?老舗ビルダーの特徴

ホワイトハウスキャンパーは、1988年に設立されたキャンピングカー専門ビルダーです。母体となるホワイトハウスグループは1979年創業で、愛知県を拠点にホンダや各輸入車の正規ディーラーを展開しています。

会社概要

項目 内容
設立 1988年
本社 愛知県愛知郡東郷町
店舗 名古屋(本店)・横浜・福岡
特徴 企画・開発から設計・製造まで一貫体制

ホワイトハウスキャンパーの最大の特徴は、ポップアップルーフのパイオニアとして培った技術力です。クレイモデル(粘土模型)から形を作り上げる手法により、純正モデルと遜色のない美しいフォルムを実現しています。

ポップアップルーフを閉じた状態でも違和感のないデザインは、普段使いを重視するユーザーから高い評価を得ています。キャンピングカーとわかりにくい外観は、日常生活での使いやすさに直結します。

ホワイトハウスキャンパーのショールーム、コンパスとデッキワンが展示、明るい店内、写実的、文字なし

コンパスシリーズ|ハイエースベースの人気バンコン

コンパス(Compass)は、ホワイトハウスキャンパーを代表するロングセラーモデルです。ハイエースをベースにしたバンコンで、全長5mを切るコンパクトなサイズながら、充実した居住空間を実現しています。

コンパスの基本スペック

項目 スペック
ベース車両 トヨタ ハイエース ワイドミドルルーフ
全長 4,840mm
全高 2,090mm(ルーフ収納時)
乗車定員 7名
就寝定員 4名
登録 8ナンバー(キャンピング登録)

ホワイトハウスのコンパスの大きな魅力は、アルファードやヴェルファイアに近いボディサイズで、普段使いに困らない取り回しの良さです。このキャンピングカーは立体駐車場にも入庫可能なサイズ設計で、都市部に住むユーザーにとって大きなメリットとなります。

コンパスシリーズのバリエーション

ホワイトハウスキャンパーでは、用途に合わせた複数のコンパスバリエーションを用意しています。

コンパス ビッツ(Compass BITS)

コンパスシリーズの最小モデルで、ナローボディを採用しています。5ナンバーミニバンと同等のサイズ感で、車の大きさで困ることはほとんどありません。リーズナブルな価格設定も魅力で、初めてのキャンピングカーとしておすすめです。

コンパス グランド

モデリングデザイナーによる優美なフォルムが特徴の特装ハイルーフモデルです。全高2,580mmで常設三段ベッドを完備。ファミリーでの長期旅行に対応する本格派モデルとなっています。

コンパス リチウムイオンバージョン

最新のリチウムイオンバッテリーを搭載したモデルで、電力容量の大幅な向上を実現しています。エアコンや電子レンジなど、電力消費の大きい家電も安心して使用できます。

デッキワン|ステップワゴンベースの新世代モデル

デッキワン(DECK ONE)は、ホンダ ステップワゴンをベースにしたキャンピングカーです。ミニバンの使い勝手をそのままに、車中泊機能を追加したモデルとして人気を集めています。

デッキワンの基本スペック

項目 スペック
ベース車両 ホンダ ステップワゴン AIR/SPADA
全長 4,800〜4,830mm
全幅 1,750mm
全高 1,845〜2,055mm(仕様により異なる)
乗車定員 最大8名
就寝定員 最大4名
登録 3ナンバー(乗用車登録)
価格 359万2,600円(税込)〜

デッキワンは乗用車3ナンバー登録のため、8ナンバーに比べて任意保険の選択肢が広く、維持費の面でもメリットがあります。

ステップワゴン デッキワンの車内、フルフラットベッド、ポップアップルーフを展開、家族がくつろぐ様子、写実的、文字なし

デッキワンのバリエーション

デッキワン HOT Package

FFヒーター(燃焼式ヒーター)を搭載したモデルです。冬場の車中泊でもエンジンを切った状態で暖房が使用でき、一酸化炭素中毒のリスクなく快適に過ごせます。

デッキワン WEEKENDER

回転シートとフルフラットシート機能を備えたモデルです。シートアレンジの自由度が高く、ちょっとした休憩から本格的な車中泊まで対応します。週末のレジャー利用に最適です。

デッキワン JOY

シンク、電子レンジ、冷蔵庫などフル装備のモデルです。キャンピングカーとしての機能を重視する方におすすめで、長期旅行でも快適に過ごせます。

軽キャンパー・その他のラインナップ

ホワイトハウスキャンパーは、軽自動車ベースのキャンピングカーも得意としています。N-VANキャンピングカーの先駆者として、多くのモデルを展開中です。

N-BOXキャンパー Neo

N-BOX+キャンパーNeoは、キャンピングカー比較ナビの人気ランキングで1位を獲得した実績を持つ人気モデルです。2024年2月より新型が発売されています。

項目 スペック
ベース車両 ホンダ N-BOX
乗車定員 4名
就寝定員 4名(エアベッド使用時)
特徴 ポップアップルーフ標準装備

エアベッドを使用することで4人就寝が可能になり、ファミリーでの利用にも対応します。軽自動車ならではの経済性と、ホワイトハウスキャンパーの技術力を両立したモデルです。

N-VANコンポ

N-VANの特徴である、助手席からテールゲートまで縦に広がる大空間を活かしたモデルです。助手席がフルフラットになる唯一の軽バンとして、車中泊の可能性を広げています。

これらの軽キャンパーは、バンコンタイプのキャンピングカーと比較して、駐車場所の選択肢が広く、狭い道路での取り回しも容易です。

VOXY DAYS POP・ホワイトライン トリノ・ジムニーノマド

ホワイトハウスキャンパーはミニバンや本格モーターホームまで幅広くカバーしています。トヨタ ヴォクシーベースの「VOXY DAYS POP」は5人乗りで車中泊もできるキャンピングカー入門モデル。フィアット デュカトベースの「ホワイトライン トリノ」は価格1,548万円〜の本格キャンピングカー。新型ジムニーにポップアップルーフを架装した「ジムニー ノマド」はアウトドア志向のユーザーに人気です。

ジムニーノマドがオフロードを走行、山道、ポップアップルーフ搭載、アウトドア感、写実的、文字なし

ホワイトハウスキャンパーの価格帯

ホワイトハウスキャンパーの主要モデルの価格帯をまとめました。価格は2026年3月時点の参考価格です。

モデル ベース車両 価格帯(税込)
コンパス ビッツ ハイエース ナロー 450万円〜
コンパス ハイエース ワイド 550万円〜
コンパス グランド ハイエース 700万円〜
デッキワン ステップワゴン 359万円〜
N-BOXキャンパーNeo N-BOX 280万円〜
N-VANコンポ N-VAN 250万円〜
ホワイトライン トリノ フィアット デュカト 1,548万円〜

※価格はオプションやベース車両のグレードにより変動します。最新価格は公式サイトでご確認ください。

ホワイトハウスキャンパーの評判・口コミ

実際のユーザーや検討者からの評判をまとめました。

高評価のポイント

普段使いのしやすさ

「アルファードやヴェルファイアに近いボディサイズで、キャンピングカーなのに普段使いで全く困らない」という声が多くあります。立体駐車場に入庫できる点も、都市部のユーザーから高く評価されています。

ポップアップルーフの品質

「繊細で美しい仕上がり」「閉じた時のデザイン性が高い」など、ポップアップルーフの完成度を評価する声が目立ちます。純正モデルと見分けがつかないほどの造形は、さすが老舗ビルダーといえます。

網戸の完成度

「フライ・スクリーン・システムが素晴らしい。網戸だけのために選んでも良いレベル」という声もあり、細部へのこだわりが評価されています。

注意点

ギャレーの使い勝手

「立って調理ができない」「本格的な調理には向かない」という指摘があります。あくまで簡易的な調理設備と考え、本格的な料理は外でBBQなどを楽しむスタイルが合っています。

納車までの期間

人気モデルは納車まで数ヶ月〜1年以上かかることもあります。早めの検討・発注をおすすめします。

中古車の流通量

人気のコンパスやコンパスビッツは中古市場に出回る台数が少なく、需要が供給を上回っている状況です。その分、売却時のリセールバリューは期待できます。

他ビルダーとの比較

キャンピングカーを検討する際、ホワイトハウスと同じくハイエースベースのバンテックなど、他の人気ビルダーとの違いを比較してみましょう。

比較項目 ホワイトハウス バンテック トイファクトリー
主力車種 バンコン キャブコン バンコン
得意分野 ポップアップルーフ 居住性重視 電装・断熱
価格帯 中〜高 中〜高
普段使い
居住空間

ホワイトハウスキャンパーは、普段使いと週末のアウトドアを両立したい方に特におすすめです。ポップアップルーフを閉じればほぼ普通車に見える外観は、自宅マンションの駐車場や職場の駐車場にも停めやすいメリットがあります。

まとめ

ホワイトハウスキャンパーの特徴をまとめます。

  • 1988年設立の老舗ビルダーで、ポップアップルーフ技術に定評がある
  • コンパスはハイエースベースで、普段使いもできるサイズ感が魅力
  • デッキワンはステップワゴンベースで、3ナンバー登録のため維持費を抑えやすい
  • 軽キャンパーのN-BOXキャンパーNeo、N-VANコンポも人気
  • 価格帯は250万円〜1,500万円超まで幅広いラインナップ
  • 評判は普段使いのしやすさとポップアップルーフの品質で高評価

普段使いとアウトドアを両立したいファミリー層や、週末だけキャンピングカーとして使いたい方に特におすすめのビルダーです。

ホワイトハウスキャンパーは名古屋(本店)・横浜・福岡の3店舗で営業しています。キャンピングカーショーにも積極的に出展しているので、実車を見る機会があれば、ぜひポップアップルーフの品質を確かめてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. ホワイトハウスキャンパーの納期はどのくらいですか?

人気モデルは注文から納車まで数ヶ月〜1年以上かかることがあります。キャンピングカーショーなどで早めに相談し、計画的に発注することをおすすめします。急ぎの場合は展示車両や中古車も検討してみましょう。

Q. コンパスとコンパスビッツの違いは何ですか?

最大の違いはベース車両のサイズです。コンパスはハイエース ワイドミドルルーフ、コンパスビッツはナローボディを採用しています。コンパスビッツは5ナンバーミニバン相当のサイズで取り回しやすく、価格もリーズナブルです。

Q. ホワイトハウスキャンパーの中古車は買えますか?

中古車市場には流通していますが、人気モデルは台数が少なく、需要が供給を上回っている状況です。カーセンサーやグーネットで定期的にチェックするか、ディーラーに中古車の入荷予定を問い合わせることをおすすめします。

Q. 8ナンバーと3ナンバー、どちらがおすすめですか?

用途によります。8ナンバー(キャンピング登録)は自動車税が安くなりますが、構造変更に制約があります。3ナンバー(乗用車登録)のデッキワンなどは任意保険の選択肢が広く、日常使いしやすいメリットがあります。

Q. ポップアップルーフは雨漏りしませんか?

ホワイトハウスキャンパーのポップアップルーフは、長年の実績と技術により防水性能が高く設計されています。ただし、経年劣化によるシール部分の点検は定期的に行うことをおすすめします。

出典・参考
ホワイトハウスキャンパー公式サイト
ホワイトハウスキャンパー ラインナップ
キャンピングカーファン コンパスレビュー